2019年9月3日
今回の「看護部長と語ろう」のテーマは倫理について考えました。
リーダーシップ論なので対象者(6名)は、現在および今後、
主任・看護師長を目指す看護職です。
(そうでない方もいるかもしれませんが・・・)
倫理とは何?から始まるのですが
今回は各ラダー(看護師の段階)において
倫理についてどのように活動すれば良いのか?について
ディスカッションしました。
資料として日本看護協会版
病院看護管理者のマネジメントラダー(2019年3月発表)を利用し
『倫理的感受性を高めることができ、日常的に倫理的課題を議論できる
組織文化をつくるためには、どの様なアイデアがありますか?」
としてディスカッションしました。
倫理について語る時
「難しいなあ」と思う臨床家が多いでしょう。
アルメイダ病院では看護倫理が得意なCNSが
ディスカッションをリードしてくれるので有意義な時間を持てます。
内容は、最終的に以下に集約されます
『倫理に関する研修を増やす』
『倫理について気軽に話しえある場を持つ』
アルメイダ病院において現在ある倫理研修は、
新人研修とラダーⅡからⅢへのステップアップ時に受ける倫理に関する教育です。
日々の患者カンファレンスおよび患者・家族の「意思決定」の場面なども
倫理について考えることができます。
病院内における研修を充実させ
卒後教育を構築してゆきたいと再確認しました。
副院長 兼 看護部長
甲斐 仁美