2014年11月
先日、会員の先生から電話がありました。
「看護部長、嬉しいお話です」と言われ、
ある患者さんのご家族からのお礼の言葉があったというのです。
当院の緩和ケア病棟に入院しお亡くなりになった患者さんの
ご家族のかかりつけ医が当院の会員の先生でした。
ご子息が当院の緩和ケア病棟で看取りをされたそうですが、
とても満足してくだっているとのことでした。
具体的に入院中の出来事で良かった点をお伝えいただきました。
「人の死」は必ず訪れることなのですが、
若い方がお亡くなりになる際には複雑な気持ちになります。
緩和ケア病棟では最期の時間を患者さんおよびご家族が
「どう過ごしたいのか」をしっかりと受け止め、
看護をしているのだと感じています。
生命に係る仕事をしている看護では
評価が難しいと感じていますが、嬉しいお電話でした。
病院の理念である
「人間愛の精神」に基づいた医療・看護が提供できるよう
精進してまいります。