各部署のご紹介

外来

 29の診療科で、1日に約160人の患者の皆様が受診されます。化学療法室やフットケア外来・ストーマ外来と放射線科の検査、治療部門も担っており、心臓カテーテル検査・血管造影検査(腹部、脳)・放射線治療など専門性の高い看護を提供しています。
 更に内視鏡センターでは、30例/日以上の内視鏡検査が行なわれています。上部・下部消化管内視鏡検査以外に、内視鏡的逆行性胆管膵管造影検査(ERCP)、内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)などの治療も行なっています。質の高い看護を提供するために、治療及び検査の高度化に合わせ内視鏡技師免許取得看護師も勤務しています。医師や医療事務、検査技師など多職種と協働・連携し、安心して安全な検査や診療、治療を受けていただけるよう、接遇・医療安全対策に取り組み、患者さんの思いに寄り添い、質の高い看護が提供できるよう努めています。

外来 外来

手術室

手術室 7室(うちバイオクリーンルーム1室)
診療科 12科(外科 胸部血管外科 整形外科 形成外科 皮膚科 産科 婦人科 泌尿器科 耳鼻科 
  麻酔科 心臓血管外科)

 当手術室では2015年度の手術件数は3270件と年々、増加がみられています。2014年度からは、心臓血管外科が新設され、手術室も6室から7室へ増え、患者さまに高度医療が提供できるよう、設備や機器を整えております。スタッフは看護師25名(男性6名)と看護補助士1名の構成で、常に患者さまに安全・安心を第1に考えた手術が提供できるように日々研鑚を積んでいます。手術室は特殊な部署で専門的な知識や技術の習得が必要とされますが、部署内での勉強会開催や院外の研修に参加するなど、スキルアップ・看護の質向上に努めています。若いスタッフも多く、働きやすい環境・看護体制の充実に努めています。

外来

ICU

 当集中治療室はサージカルICUとして、心臓血管外科や消化器外科など、その他各診療科の大手術後の患者さんに対し、集中的な治療や看護を提供するとともに、院内急変・緊急入院の受入を実施しています。
 集中治療室では、集中治療医をはじめ、薬剤師・臨床工学技士・看護師といった多職種で関わり、臨床心理士・MSWなどチームで医療を行っています。
 集中治療室入室は、患者だけでなく家族も不安になります。そこで、私達は限られた面会時間で、家族とのコミュニケーションを大切にし、家族看護にも力を入れています。必要時には医師からの説明の調整も行います。集中治療室は、高性能機器の使用や薬剤投与だけでなく、常に患者のそばにいて見守る医療行為であると考えています。ICUでは、急変を起こすことが無い様に、常にアセスメントできるようスタッフを教育しています。長期入室患者に対しては、看護ケア・リハビリにも力を入れ、患者・家族の満足のいく看護ができるよう努めています。

救急病棟

 救急病棟は病床数15床で、救急外来も対応しています。様々な疾患の患者様(急性心筋梗塞、大動脈解離、消化管出血、手術後、脳卒中、肺炎、低血糖ショック、敗血症、高エネルギー外傷など)が搬送されてきます。救急領域で必要とされる看護の追求のため、患者様に寄り添う看護を常に大切にしています。
 さらに、チーム医療の充実を目指すために、医師をはじめ薬剤師、臨床工学技士との協働のなかで看護師としての専門性を発揮できるよう、研修会の参加など日々研鑽を積んでいます。
 また、日本DMAT・大分DMATの隊員である看護師も所属しており、熊本地震への出動、訓練の参加など積極的に行い、災害拠点病院としての役割を担っています。
 令和元年より新たに、新人看護師も入職して頑張っています。救急看護に興味のある方、一緒に働きましょう!

ICUICU
ICU

3東病棟

3東病棟

 3東病棟は定床数50床の循環器内科、心臓血管外科の混合病棟です。
 循環器内科では心不全や不整脈、狭心症、心筋梗塞など循環器疾患全般の患者さんが入院されます。なかでも狭心症や急性心筋梗塞の患者さんの心臓カテーテル検査・治療は連日行われ、忙しさの中にもやりがいのある毎日を過ごしています。
 そして、心臓カテーテルでの治療が困難な虚血性心疾患や、弁膜症などの手術が必要な症例に関しては、心臓血管外科と循環器内科が連携を図り、外科的治療へと治療方針が変更となります。内科看護だけでなく、手術前後の外科看護の高度な知識や技術が求められます。そのため、専門性の高い看護が提供できるよう、知識や技術の習得に、医師・看護師が一貫となってチーム医療を実施しています。

4東病棟

 当病棟は消化器内科・形成外科・皮膚科の3診療科からなる46床の混合病棟です。急性期から慢性期、終末期までさまざまな時期にある患者様へ専門的な知識をもとにケアを実践しています。
 多忙な中でも、看護職員はみんな明るく、相手を思いやる気持ち、感謝する気持ちを忘れずに患者様へサービスを提供しています。より質の高いサービスが提供できるよう看護師だけでなく、介護福祉士、看護助手などの他職種とも協働し、それぞれの立場で日々患者さまのケアを実践しています。そして、患者さまが無事に治療を終え、退院される姿をみて、日々のやりがいを感じているところです。
 このような病棟で私達と一緒に働いてみませんか!

4東病棟 4東病棟

4西病棟

 4西病棟は46床の外科病棟です。外科病棟では消化器系の良性疾患や悪性疾患の患者さんを主に受け入れています。手術件数は毎月70~80件あり、病床稼働率は毎月93%程です。手術を受ける患者さんに対しては、術前の心構えや術後回復促進に向けての事前準備、不安の軽減を図るような看護を提供しています。術後は、手術直後の観察や早期離床に向けての援助などの急性期看護から社会復帰に向けての回復期看護を提供しています。また、がん患者さんに対しては、周術期看護だけでなく化学療法や放射線療法などの集学的がん治療期の看護、疼痛コントロールをはじめとした緩和ケアを提供しています。
 このような4西病棟では、チームナーシングのなかで受け持ち看護師が主体的に看護を展開することができるため、受け持ち看護師として患者さんに寄り添いながら入院から退院までの周術期看護や治療期から終末期までのがん看護を学べます。

4東病棟

5東病棟

 5東病棟は、地域包括ケア病棟として、2016年1月より運営開始しました。ベッド数44床で稼働しています。DPC期間Ⅱを超える患者さんで急性期を脱した複数の診療科を対象に、医師・看護師・リハビリスタッフ・ソーシャルワーカー・薬剤師・栄養士の多職種共同で患者さん支援を行い、在宅復帰率7割以上、リハビリ1日平均2単位以上、看護必要度A項目1点以上の患者さん10%以上を維持できるようスタッフ全員で取り組んでいます。また、介護福祉の導入で介護リハビリテーシヨンや介護レクレーションを実施することで、廃用症候群の予防や認知症のコントロールにつながるよう在宅復帰に向けて支援を行っています。
 また、知識や技術の習得に務め、患者さんに安全・安楽な看護の提供を行い安心して在宅復帰できるよう頑張っています。
患者さんやスタッフに対する思いやりと優しさ、明るさでは自信があります。とても働きやすい職場環境です。ぜひ、一緒に働きましょう!

4東病棟 4東病棟4東病棟

5西病棟

 5西病棟は整形外科、脳神経外科を主な診療科とし、44床で稼働しています。
 脳神経外科では、SCU(脳卒中集中治療室)での急性期看護・脳卒中の回復期から慢性期の看護・麻痺、失語など後遺症を持った患者さんの看護を行っています。
 私達はいつも患者さんに寄り添い、丁寧に療養上の世話をし、患者さんの回復力や生きる力を支える人でありたいと思い、患者さん一人、ひとりの出会いを大切にしています。
 週1回開催している合同ミーティングでは、医師、看護師、理学療法士、作業療法士、言語療法士で情報を共有しチームの力が最大限に発揮できるよう、和を大切にしチーム医療の強化にも努めています。
 平成23年度からは、ウォーキングカンファレンスの展開方法を変形させて、ウォーキングスタイルの申し送りを実践し、患者さんのもとへ早く訪室し病棟目標の「Think 常に考えよ!」を実践する看護を提供し、互いに学びあう姿勢を忘れないようにしています。
笑顔の耐えない明るい5西病棟で一緒に働いてみませんか?


週1回の合同ミーティング。他職種との連携を図り早期離床、退院調整を行なっています。


自立に向けて援助していく中で小さな変化が私たちの喜びです


ウォーキングラウンドの様子

病棟目標である「Think」
常に考え先取り看護を心がけています。

6東病棟

 6東病棟は、血液内科・腎臓内科・内分泌科・放射線科の混合病棟です。病床数は46床あり、その内、無菌管理室1床、準無菌室2床を有します。
 また、病棟の窓から見える景色は格別で、四季それぞれの良い景色を見ることができます。
 患者さんは、血液疾患で移植や化学療法を受けられる方、腎不全で透析導入される方、糖尿病で教育や血糖コントロールを受けられる患者さんが主に入院されています。病棟には糖尿病療養士・がん化学療法認定看護師・がん性疼痛看護認定看護師の資格を有した専門性高い看護師も勤務し、薬剤師、リハビリなど他職種と協働しながら質の高い看護の提供が出来るよう日々努力しています。

6西病棟

 6西病棟は、血管・呼吸器外科、泌尿器科、総合診療科が主な診療科で48床(SCU2床・重症室2床・陰圧室1床を含む)を有しています。主に、肺がんの早期発見と手術・抗がん剤による化学療法や、気胸・ASOなどの緊急性のある患者の受け入れをしています。
 毎年新人看護師を迎え、プリセプターシップ方式で教育を行っています。プリセプターには、新人の気持ちを分かち合える卒後3~5年の先輩看護師を中心に指導しています。プリセプターの負担を軽減するため、部署スタッフ全員で育成することをモットーに取り組んでいます。
 また、【患者・家族の望む入院生活や退院後の生活支援】ができるように、専門性を生かし、知識の向上に向けて、院内・院外での研修を積極的に支援しています。そして、多職種との連携を密にし、安心して退院できるように入院初期から退院後の生活を想定した、生活援助ができる看護師の育成に努めています。
 さらに、明るく・楽しみながら仕事ができる病棟作りを心がけ、全スタッフで頑張っています。

7病棟

2020年3月末をもちまして、地域周産期母子医療センターは閉鎖いたしました。現在は一般病棟として運用しております。

緩和ケア病棟

 緩和ケア病棟は、患者さんとご家族、その一人ひとりの身体や心などのつらさを和らげ、その人らしく豊かな人生を送ることができるように支えていくケアを専門的に行う病棟です。
 患者さんの身体のつらさに対しては、症状マネジメントを行い、必要な薬剤やケアを提供しています。患者さんやご家族の心などのつらさに対しては、医師や看護師だけでなく臨床心理士や管理栄養士、薬剤師などの多職種チームで関わり、必要なケアに対応しています。一般病棟に併設していますが、四季折々の花の咲く庭園もあり、ベッドや車椅子で患者さんやご家族との散歩を楽しむこともできます。また、毎月季節に合わせたイベントの開催や、音楽療法士による歌のプレゼント、ボランティアとのふれあいなどを通じて、患者さんとご家族が、穏やかな安らぎの時間を過ごせるようにしています。
 日々変化する患者さんの状況に対応することは、困難を伴うこともありますが、看護チームだけでなく多職種チームで支え合うことで、患者さんとご家族にとっての最良のケアの提供に取り組んでいます。

教育企画室

 教育企画室は、看護部の中で独立した部署で、専従の教育責任者を配置し、看護部の教育支援・研究支援および看護学生の実習支援を行っています。
教育支援では、新採用教育やキャリアアップ教育に関する研修の企画、実施、評価を行っています。看護スタッフ個々が目指す目標に向かって成長できるように、それぞれに応じた教育支援を行っています。研究指導では、月に一度の外部講師の研究指導に加え、看護スタッフが研究に興味を持った時や、助言を求めたい時に、いつでも気軽に支援を受けられる体制を整えています。
 また、当院は県下の看護師・助産師養成校6校より、看護学生から大学院生までの実習生を受け入れています。実習生がよりよい環境で実習ができるように、学校と部署との調整を行っています。

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