ICU病棟 カヴェナー梨亜 看護師経験年数 3年目
- 現在の業務内容を教えてください。どれくらいの重症レベルの患者を見ていますか?
- 通常の術後患者(消化器、胸部外科、泌尿器、整形、心臓血管外科)から、緊急・急変患者(敗血症性ショック、呼吸不全、緊急透析、IABP装着患者など)を受け持たせて頂いている。
- 患者を看る上で難しいと思うことは何ですか?その場合、出来るように工夫していることはありますか?
- ICUでは、モニター心電図や動脈ラインから測定されるバイタルサインが常に表示されている。そのため値の変化に捉われ、アセスメントが不十分となりやすい。また、重症患者の病態・全体像を理解しながらアセスメントに繋げることは現在もとても難しく感じている。引き続き先輩方に指導を頂きながらアセスメント能力を高めていきたい。
- 1年目、2年目と比較して自分が成長できた部分はどこですか?
- 以前に比べると患者の病態を理解し、訴えやフィジカルアセスメントから総合的にアセスメント出来るようになったと感じている。疾患や受け持った患者の振り返りや分からないことがあればその都度見直しを行うように心掛けている。引き続き続けられるようがんばりたい。
- 患者の側へ行き、患者にとって必要なケアを考え、実戦することが増えた。洗髪などの保清を行うと患者の多くはとても嬉しそうな表情をしてくださる。清潔が保たれないことは患者の苦痛に大きく関わるため、患者の側に行き気づきが増えたことは1つの成長であると感じる。
- 受け持ち患者だけでなく、全体で患者を看るといく意識が以前よりも強くなった。そのため他の患者の状態やスタッフの動きを出来るだけ把握し、互いに声を掛け合い、協力しながら受け持ちを看るということが出来るようになったと感じる。